繊細さを個性にするには②

こんばんは。

 

前回はHSPの話題から、繊細でいろいろなことが気になってしまう性質の人がどんな仕組みによって、そのようになってしまうのかについてのブログ内容でした。

 

じゃあ具体的にどのように個性として理解していけばいいの?

そんな疑問に自分の体験を通してわかったことを書いてみたいと思います。

 

私自身、かなり周りの環境に左右され、周りの人が言ったことに一喜一憂してしまうタイプ。

 

先天的な気質もあると思いますが、家族全体が繊細で周りに常に気にするタイプというのが大きかったかもしれません。両親に対しては、怒られないようにいつも反応をみながら行動し、妹に対しては姉として我慢しなければいけない、という思いと、当時妹は感情的に高ぶらせると発作を起こしてしまうという気質があったので、妹に対しても腫れ物に触るような気持ちで接していました。

そんななかで、とにかく周囲の反応で自分の言動をつくることが習慣化してしまい、誰に対してもいつも気を使っていたので、とくに思春期の時期は学校に行くのも大変で、若いときから心が疲れていました。

 

大人になり、いろいろなことを感じすぎると生活ができないから、表面的にはあまり気にしないように感情にフタをしてみるけど、家に帰るとどっと疲れが出て動けない。

体は休んでいても考え感情はずっとフル稼動し続けていて、全く心が休まらない。

 

そんな心的には綱渡り状態の人生だった自分が、どのように自分を解放させてきたのか??

 

それは自分自身の認識がどこから出発し、今このように思ったり感じたりしているのかを実感できたことの変化が大きいです。

これができなかったらどうしよう、この人にこんなふうに思われたらどうしよう、

その考えそのものが自分になっていたけれど、ある日その考えには原因があることに気づきました。

繊細さをさらに研ぎ澄ませると、もっと繊細な世界があります。

繊細さを研ぎ澄ませると、自分の考え感情を認識する、その出発と出会います。

出発に戻れることで、自分の考え感情がわかり、考え感情の奴隷だったところから、考え感情に寄り添い、許すことができるようになりました。

 

そんなふうに、すべての認識の出発に戻り、そこから自分の認識を再構築する技術、nTechを学んだことで、いつも気にしすぎる自分を責めていたところから、その自分を許し、もっとクリエイティブな生き方を選択できるように、いつのまにかシフトしていました。

 

周りに影響されやすい、繊細さも本当は細やかな気遣いや配慮ができる

個性として活かすことができるようになります。

ぜひ、認識の出発の世界、心よりも繊細な世界に出会ってみてください😊