人はなぜ変われるのか。私の変化ストーリーその2

こんにちは!

 

今回も私の変化ストーリーのつづきになります。

 

前回は自分に自信がなく、人と関わることが苦手だった私がつくられた過程についての話でした。

そんな私でしたが、人との関わりかたがわからなくても、人と仲良くなりたいし、寂しい人間でいたくないという思いがありました。

家族からも友達からも嫌われたくない。いつも怒られるダメな人間と思われたくない。

 

そんな思いから、自分が関係性をつくるために無意識で作り上げたパターンは、「自分の本当に言いたいことは伝えずに、ひたすら相手の話を聞いてあげることで関係性をつくる」ということでした。

 

そうして嫌われないように、孤独にならないように、ひたすら相手の話を聞き、共有共感することに徹する。周りの人が悲しいときは悲しむ。笑っているときは笑う。常に相手基準の自分でいると、どうなるか。。

 

あるとき、ふと、「あれ私って空っぽだ」という恐怖がやってきたのです。

自分が何を考えているのか、何を感じているのかわからない。

自分の思ったことは母や周りの人の考えじゃないか。

 

このときに生まれた疑問、一体自分とは何なのだろう、という考えが私の人生における最大のテーマとなりました。

 

学校の授業の中で、将来の夢の中を語るときにも、興味のある職業はたくさんあるけど、決めることができないし、人前で夢を語ったとしても、本音ではなれるとも思っていませんでした。

だって、自分のことがわからないから、本当にそんな自分になりたいかどうかなんてわからない。だから自分が成功するとも思えない。

 

高校生になり、進路を決めなければとならなくなると、あることを決めます。

やりたいことを見つける前に、自分とは、人間とは何かを知りたい。そして、こんなふうに悩んだり苦しんだりさせる「心」とは何かを知りたい。

その答えを探すために、「心」が一番理解できそうな学問、心理学を学ぼう。

そうして、心理学を学び、カウンセラーという職業に興味を持っていきます。

 

 

つづく。。