人はなぜ変われるのか?私の変化ストーリーその8

こんにちは。

 

私の変化ストーリーの続きです。

自分が本当に望んでいた人生とはどういうものなのか。

 

自分がどんな人生を送りたいのかという問いを考えたときに、自分自身のイメージが明確に変化していたことを感じました。

それは単に自分とその周囲が自分と関係しているのではなく、なぜ今この時代この日本にこの自分として産まれたのかというマクロの視点と自分との関係性を意識するようになっていたからです。

 

特にこの日本に産まれたことにとても大きく深い意味を感じましたが、それはnTechの創始者で韓国人のNoh Jesuと出会い日本のイメージが大きく変わったことが関わっています。

 

私はもともと日本という国が大好きでした。日本のもつ和の文化、繊細な伝統工芸など世界のどこを探しても見当たらない独特で奥深いものと思っていましたし、自慢すべき点と思っていました。しかし、日本人であることに誇りを持っていたかと言うと逆で、日本人であることは恥のように思っていました。

 

そんな私のもっていた日本のイメージを変えてくれたのは、Noh Jesuでした。日本の文化はいかに真理とつながった美しい文化なのか、そして特に衝撃だったのは日本の歴史についてでした。明治維新を起こした日本人の精神のすばらしさ、そこからアジアの近代化を目指し戦争を起こし、原爆を二つ落とされ敗戦国となったこと。歴史自体は知ってはいたものの、敗戦国となってから産まれた私にとってはなぜそのような戦争を自分の産まれた国は起こしてしまったのか汚点のように感じていましたが、その本当の意味を知らなかったのです。そして日本の表面的な美しさだけを見ていたのでした。

 

世界にも例を見ないほどの歴史を持った日本という国はそれだけの負け方をしたからこそ、もう一度立ち上がることができる可能性を秘めていること。それを理解したとき、ただ日本に生まれたから日本人だったという認識から、この日本に生まれた日本人というアイデンティティを選択するからには、もっと世界に誇れる日本人として生きていきたいという思いが生まれるようになりました。

 

つづく。。